1kg手回し焙煎機をコリンズで買いました!気になる使い心地は?

1kg手回し焙煎機をコリンズで買いました!気になる使い心地は?

こんにちは。スグルです^^

5月に勢い余ってコリンズ焙煎さんで1kgの手回し焙煎機を購入したのですが、レビューを書き忘れていました。

1kgの手回し焙煎機の購入を検討している方、少なからずいると思います。

今日は購入を悩んでいる方に向けた、ちょっと職人よりの記事でいこうかなと思います。

1kg手回し焙煎機はコリンズにしか売っていない

手回し焙煎機で有名なのはユニオンのサンプルロースターですよね^^

サンプルロースターは500g。

 

ぼくもサンプルロースターで1kgないかなと探しました。笑

よく考えてみれば1kgってもうサンプルロースト(テスト焙煎)じゃないですよね。笑

サンプルロースターは500gですが、ぼくの感覚では300〜400gあたりがいい感じなので、最大投入量は400gまでにしています。

出来上がりが300gちょっとですね。

サンプルロースターについてはこちらにまとめましたのでぜひ覗いてください^^

サンプルロースターを2年間400回使ったので長期レビューします

1kg、倍のサイズの手回しが欲しくなって、もう買っちゃおうと・・!

探しに探しましたが、かゆいところに手が届いているのはコリンズ焙煎機さんしかありません。

サイト見てると、マジでワクワクしますね・・

1kgのサンプルロースターがあれば、500gのやつに慣れているので迷いなく買うのですが、、、

そんなに安いものでもないので、かなり慎重に選ばないといけません。

コリンズ焙煎

色々とコリンズ焙煎さんのサイトを見ましたが、「1kgステンレス二重」が一番イメージに合っていたので購入することにしました。

他にもたくさん焙煎機を制作されていますが、このサンプルロースターの形以外での焙煎をやったことがないので今回冒険はしませんでした^^

個人的には直火、パンチングタイプも買ってみたいなと思ってます。

というわけでまずはメール

気になるのでまずはメール。

一応、許可とかとってないので内容や文面は伏せますが、やりとりをした感想としては、

むっちゃ職人だなぁという印象。

経歴やコーヒー歴など、不明ですしあんまりズケズケと訊く感じでもないので、とにかく職人さんだな〜という感じでした。

なので、「カスタマーサポート」みたいな感じではなく、「買うなら買う」「買わないなら買わない」みたいなハッキリとしたイメージを持ちました。ぼくは。笑

とにかくハッキリとしていて、「よし、やるぞ!」みたいな感じで焙煎機の購入を決めたような記憶があります。笑

1度メールし、悩んで時間を置き、数ヶ月後にまたメールして即決しました。

たまたま、ラスト1台ということもあり、ラッキー♪って感じの気分でした。

お値段はサイトに記載されている通り、13万円でした。

が、鋳物コンロやテストスプーン、タンザニアのテスト焙煎豆など、いろいろとサービスでつけていただいて13万円でしたので、かなりお得な気分になりました^^

とくに鋳物コンロは合うものじゃないとバランスが悪いのでかなり有難いですね。

送料は2500円で、トータル132,500円。思い切った買い物ですね。

届いたのでセッティングしてテストロースト

届きました。

が、まだ焙煎できる環境ではないので少々お預け。

カセットコンロでは火力が足りないので、LPボンベの調達。

島はJAがガス屋の代わりをしているので、JAで悩みに悩んで8kgを2本購入。

8kgのガスボンベって、結構重いです。笑

ガスが満タンの状態で多分20kg以上あります。

ガスボンベをAmazonなどで購入して、ガス屋に行くって手もありますが、JAに聞きに行ったらネットで買うのと大差なかったのでJAで買っちゃいました。

ちなみにぼくが買ったのはこれと同じやつ。

結構大きいです。家の中に置くのは結構邪魔になると思います。

カセットコンロに使うよくあるガスボンベは1本250gなので、これ32本分です。笑

ガス調整器はこちらのよくあるやつを使っています。

さて、セッティングして焙煎焙煎!

待ってましたこの時を!

なんか異音。ん?

「ほぉ〜こうなっているのか〜

「回すのにあんま力いらないなぁ〜」

とか、とりあえず回しますよね。ドラムを。

そんときは何もなかったので気づかなかったのですが、いざ焙煎をスタートして豆を投入すると。

ギギ〜〜〜〜〜

ごりごりごりごりごごごご

みたいな音がではじめて、まじかお前ってなりました。

もう、まじで不快な異音で、ハゼの音とか聞こえなくて、一回一回止めて聞いてました。

しかもどこから鳴ってるのかわからず、ベアリングからなのか、その付近でこすれちゃってるのか・・

めっちゃこの異音がストレスでもうはてなマーク出まくりだったし、買ったばかりで高揚してたのでなんとも言えない気分でした^^;

何回かそのまま焙煎し、とりあえず、ベアリングにオイルを差してみると音がまったく出なくなったのでこれはただのぼくのメンテ能力だなと。

ほんとただの油不足でした。

焙煎のしやすさ、豆の仕上がりは

さて、オイルを差してから、20回ほど焙煎しました。

もうぜんぜん感覚がわからなくてストレスでしたが、最近はちょっと慣れましたね。

ずっと500g投入して練習しているのですが、1kgの焙煎器に対して500ってのはちょっと少ないですよね。

なぜかと言うと、冷却システムが追いついてないからです。笑

1kgの豆冷やせる冷却システムがないので。笑

大坊さんみたいにばーっと広げてうちわであおぐってのもありですが、もう少しコンパクトにやりたくて、サンプルロースターと同じ感じでやると500gが限界です。

サンプルロースターの焙煎環境はこちらの記事にまとめてあります^^

サンプルロースターの焙煎方法や使い方を解説!【2019】画像あり

ちなみに、無理やり一回だけ800gでやりましたが無理ありました。笑

別にいけなくはないんですが、無理があるって感じですね。

気になる焙煎のしやすさですが、火の通りが繊細でいいなぁと思いました。

ドリップ時の泡がきめ細かい感じなんですね。

もちろんサンプルロースターでもきめ細かい泡が出る焙煎は上手にやればできますが、慣れてない1kgでも安定してきめ細かい泡が出るのはいいフィーリングだなと思いました。

あとは、なんか気持ち少しふっくら焼けてるように感じもします。

気持ちですが。笑

なんかシワの伸びが良い気がしますね。しかし投入量が500gなので、これで800gとか1kgとかいれたらまたちょっと違うのかもしれません。

ちょっと気になったのは、回してるときの豆のカランカランという音が少し大きめで、ハゼの始まりを捉えにくいなと感じました。

なんて言えばいいんだろう、音がよく響くって感じですかね?^^;

しかしながら、そんなに致命的なヤバさではないです。

焙煎器の向きを変えたり、ハゼが始まりそうなら耳を近づけたり、回転数を一時的に落として音を静かにさせたりすれば簡単に解決できます。^^

一回錆びてしまった

一応、コリンズ焙煎さんの商売の邪魔をするつもりは全くなく、むしろこの記事をきっかけに購入者が増えて欲しいなと思っているのですが、レビューということでありのままを書きたいと思います。

この記事は1kgの手回し焙煎機を買う方の参考になってほしいので。。

少しずつ赤サビがではじめ、みるみると錆びてきました。

ステンレスドラムですが、中間のメインで火が当たる部分がステンレスで、左右の蓋的なものは鉄だと思います。

鉄の部分だけ錆びてきて、もう磨いても磨いても取れず、かなりBADに入りました^^;

焙煎機を購入して到着したとき、うっすらと赤サビの粉みたいなのが付着していましたが、その時点ではサビはなかったので全く気にしてませんでした。

少しずつ錆びて、あぁもうこれだめだ。失敗だ。くらいに思って、ダメ元でコリンズ焙煎さんにメール。

ぼくの元に到着して少ししてから錆びはじめたし、ぼくは離島在住ということあって塩害地域なのでしょうがないのかなと。

もちろん、屋内使用で焙煎は山の小屋でやっているのでガッツリ潮風!という感じでもないのですが、とにかく気分は沈む一方。

コリンズさんにメール。すぐに対応してくれました

ずっと使っていきたい相棒だったので、精神的なダメージが大きいですと伝えると、

一言、「すぐ送ってください  住所〇〇」

という感じで、さすが職人、話がとにかく早い。と思いました。笑

すぐに送り、磨き上げてくれたり、左右の蓋を特別に?ステンレス製のものに変えてくれたり、「もちろん無料です。こちらに落ち度があったのかしれません」と快く、潔く対応してくださいました。

ベアリングに焼き付けがあったとのことなので、もしかして最初の異音もこの焼き付けが原因だったのかもしれませんね。

もちろんベアリングも新品に変えていただきました。

とにかく、気持ちよくズバズバと対応してくださったので全く不満はないです。^^

錆びたときはほんとメンタル喰らいましたが、結果オーライです。

対応がクソ早かったのは素晴らしかったですね。

客がどういう気持ちなのかと言えば、とにかく早く対応してほしいのひとことに尽きますものね。

そこにどストレートにきてくれてのは、さすが職人さんだなと。

送って到着して、すぐまた送り返してくれましたので、多分ほんとソッコー取り掛かってくれたのだと思います。

「焙煎機は永久保証ですので安心してください」とのこと。

自分が作ったものを世に送り出したからには、それに対する責任をちゃんと全うする。ってかっこよすぎてぼくはシビれました。

これじゃないですかね、今の世の中に明らかに足りてないもの。

この潔さが今ぜんぜんダメなんですよ。話変わりましたが。笑

政治も教育もSNSの世界もそうですが、やったらやりっぱなし、あとはシーラネみたいなのすごい感じますし、虚偽ばっかりでなんか大丈夫かな日本って感じあります。

今回、錆びたことは良くなかったかもしれませんが、その後のケアが素晴らしかったのでぼくはとても信頼しています。

過ちを改めざる これを過ちという

という言葉、まさにこれですね。過ちを犯したあとに改めるのが大切ですよって話ですね。

予想外だったこと

最後に、もし全くぼくと同じ焙煎機を買おうとしている方がいましたら、ぼくが買ってみて使ってみて予想と違かったことを書きたいと思います。

・生豆投入用のじょうごが必要
→生豆を焙煎機に投入するじょうご的なものがないので必要です。ぼくはサンプルロースターに付属されていたやつを使っていますが、サイズが合わないのでやりにくいです。現在専用のやつを製作中

・冷却システムが結構重要
→800g〜1kg焙煎すると結構な量になる。大きめのサーキュレーターと広いザルが必要。ちなみにチャフもすごい。ぼくは現在1kg焙煎用の冷却を製作中

・単純に重い
→サンプルロースターだと煎り止めで片手でひょいっとやってザルにどさどさと開けれますが、1kg手回しは重すぎて無理。両手。ちなみにコリンズさんでは持ち上げる用のフックをサービスでつけてくれた

・鋳物コンロの火力調整がムズイ
→ぼくはサンプルロースターでやっていたときはイワタニの達人スリムのコンロを使っていて、火力調整が結構シビアにできたのですが、鋳物コンロはごうごうとしてて火がどれくらい立っているかがちょっとわかりにくいですね。空気の濃度も調整するって知らなかったので、これもちとめんどくさい

・テストスプーンめちゃ突っ込みやすい
→口がサンプルロースターより広いので、テストスプーンめっちゃ突っ込みやすいです。突っ込む動作がめっちゃそれっぽくなります。

・最初の煙が見えずらかった
→これはぼくが焙煎してる小屋の色とか、焙煎環境に影響していると思われますが、豆が熱くなってきて水分抜きの段階で煙、、っていうか水蒸気でますよね。それの出始めがなんか見えずらかったですが、多分これはただの焙煎環境のせい。

・もうちょっと回し取っ手が長いといい
→これも慣れれば済む話だとは思うのですが、サンプルロースターと比べ取っ手が短く、その分手の動きが最小限で済む・・んですが、なんか早く回してるのかゆっくり回してるのか最初慣れるまで時間かかりました。気づいたら早く回しちゃってました。

・豆の回転の音がよく響いてハゼが聞こえにくい
→これももしかしたら1kgくらい投入すると違うかもしれません。サンプルロースターだと「シャラシャラ」みたいな感じですが、これは「シャランシャラン」みたいな感じでよく響くんです。回転時の音が。これ良い音なんですけど、ちょっとハゼの最初と最後を細かく聞き取るのに邪魔だなと感じましたが、排出口を真横に向けたり、ハゼそうになったら回転を極端に遅くしたり、口に耳近づけたりで簡単に対応可能。

・セッティングもろもろの敷居が高い
→1kgとかそもそも素人が趣味の範囲でやるサイズじゃないです。普通に結構大きいです。笑
プロパンガスボンベ(都市ガスでも可)を用意したりもちろん充填しにガス屋行ったり、実際セッティングし始めると、ちょっと敷居高いですね。

まとめ

もはや1kgの手回しは個人の趣味の領域を超えます。笑

ぼくは焙煎豆をチラチラっと販売したり、イベントをたま〜にやるくらいなので、はっきり言ってサンプルロースターで事足りてしまうのですが、どうしても欲しかったし、もしお店やれる!ってなったときのために練習しておきたいな・・と。

多分1kgの購入を検討している方で、この記事にたどり着いたかたはおおよそお店を開業予定の方か開業されている方だと思います。

豆の火の通りは素敵なので、「1kgステンレス二重」はおすすめです^^

錆びの心配をする方は、オールステンレスのものを聞いて買うと良いと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。